レポート　台湾国際美容化粧品展

2016年3月18日～22日に開催された台湾国際美容化粧品展を視察してきました。

日本の展示会と言えば、BtoB商談の場と言うイメージですが、台湾ではBtoCが中心の対コンシューマ向けイベントで、出展社は商品の販売を精力的に行っています。

コンシューマを集客するためにキャラクターやコスプレを活用して、注目を集める事、SNSで拡散して貰える事に苦心しています。

美甲・美睫毛（ネイル・まつ毛エクステ）の出展が多く、特にネイル用品の体験会・即売は大変な人気。レジに行列が出来ていました。

現地の方に訊いたところでは、行列してでも買いたいほど市中価格より安く手に入るそうです。

ネイル・まつ毛エクステの出展が多いためか、来場者は10代後半～20代が圧倒的に多く感じます。

購入したアイテムを品定めする20代前半と思しき来場者。

人気のネイリストには日本人の名前もちらほら。

基礎化粧品系の出展社はトライアルを盛んにおすすめしています。

当日限りのセット商品や割引販売を行っており、販売に結び付けようと熱心な接客が見られます。

◆総括

・来場者は10代後半～20代が中心

・対コンシューマ向けに実売ができる

・体験系のコンテンツの人気が高い

新商品などのテスト販売とコンシューマの反応確認ができて、メーカーが直接コンシューマの声を聞けるマーケティングの場として活用できると思われます。