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カテゴリー【SPHEREブログ】 16年04月13日
レポート 上海百貨店・SC・越境ショールーム
■上海高島屋百貨「日本館」
百貨店5階にある、保税展示・取引試験区「日本館」。
同フロアにはおなじみのガチャガチャが置いてあり、1回20~30元で楽しめます。
「日本館」には日用雑貨、化粧品、文具、工芸品、鞄、服飾など様々な商品が並び、まさに百貨店の品揃え。介護・介助用品の充実ぶりが印象的でした。
メイドインジャパンの現物を見て触れて購入したいニーズに応えているようです。
また「日本館」のすぐ隣では100円ショップに並ぶような日用雑貨を10~30元でセールを開催していました。
■环球港=グローバル・ハーバー(英語: Global Harbor)
地下2階~地上4階の6層にブランドショップ、飲食店、映画館、ジム、キッズパークなどが入居する巨大ショッピングセンター。
店舗面積は32万平米もあります。数字だけではイメージが湧きませんが、越谷イオンレイクタウンの1.3倍の店舗面積と聞けば、いかに広大かご想像できるでしょうか?。とにかく大きいです。
SC内のいたるところに2次元コードが掲示されていて、WeChat(微信)やWeibo(微博)といったSNSアカウントのフォロー、独自アプリのインストールを推奨しています。
フォロー・インストールを促す施策のほとんどは割引で、即物的なメリットを重視する中国人に向けたプロモーションが展開されています。
決済方法について見てみると、コンコース通路に出店している小さな露店でさえ多彩な決済方法を用意しています。
現金はもちろん、銀聯カード、アリペイ(Alipay・支付宝)、ウィチャットペイメント(WeChat Payment・微信支付)で支払いができる様になっています。
現地の方のお話しによると、スマホを持つ若い世代ではスマホ決済は日常的に利用されているそうです。
■GL Plaza越境ECショールーム
上海のおしゃれな新興観光地「新天地」にあるスーパーマーケット(全州超市)=GL Plazaの付帯施設。都心の高級マンションの地下にあり、GL Plaza自体は日本の紀伊国屋や明治屋の様な雰囲気の店舗。来店しているお客様も所得水準が高そうに見えます。
ショールームなので、こちらの店舗で直接購入するのではなく、現物を見て試して気に入れば店舗に掲示された2次元コードを通じて、越境ECから購入する事ができる様になっています。試供品の配布などでO2O施策の実施も可能です。
責任者の方にお話しを伺ったところ、出展されている企業の目的は、越境ECへの誘導はもちろん、現地での代理店募集のためであったり、SNSフォローの収集であったり、目的は様々との事。
ひとつ言えるのは出展+プロモーションを仕掛けないと顧客との接点を増やすことは難しい様です。
レポートは以上になります。当社ではインバウンド販促サービスを提供しています。
旅行前のWeb・SNS施策から、旅行中の店頭訴求策、旅行後の越境EC販売まで、点ではなく線のプロモーション施策で企業のインバウンド戦略を支援します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。